《関西編》大阪


大阪城天主閣遠景

大阪城の歴史はここに記すまでもないと思いますので省略します。
大阪の陣、幕末の動乱、太平洋戦争と数々の戦渦に巻き込まれた城であり、石垣のところどころが黒く変色しているのは兵火による焼け跡なのでしょうか・・・



鴫野古戦場跡(大阪市城東区鴫野東)

慶長19年(1614)、大坂冬の陣で上杉家が陣を置いた場所である。
かつて鴫野は大和川の南に位置し、周辺に猫間川や平野川などが流れ、堤以外は人馬の通行も容易ではない場所であったという。
鴫野に陣を置いた上杉家は川をはさんで北側に着陣した佐竹義宣の軍と共に、後藤又兵衛、木村重成ら大坂方と戦った。大坂冬の陣において最大の激戦地でもあった。

現在、鴫野近辺は閑静な住宅地となっており、かつてこの地で激戦が繰り広げられたことに思いを至らしめる面影は何一つ残っていない。


  左の碑の手前にあった「楠」と読め
  る碑。
  先が折れたようになっており、裏に
  文字が刻まれていたが、何の碑で
  あるのかは不明
城東小学校の校庭の一角に、建つ「鴫野古戦場跡」の碑
碑に刻まれた文章は明治・大正の漢文学者西村晴彦氏の選によるもの

写真撮影:又左衛門
2003.10月




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