《北陸編》 黒部(富山県黒部市)
■謙信手植えの松■
黒部市生地のYKK(生地駅の脇ではなく、海の近くにある工場の方)の敷地内にある、謙信が植えたという言い伝えがあるクロマツ。説明版によると、樹高17、8メートル、樹幹約6メートル、樹齢約400年と推定されるということです。 その昔、旅僧姿の謙信がこの地にやってきて、病気のために歩けなくなりました。新治(にいばり)の神のお告げがあり、この地に湧き出ている霊水につかるとなおるという。早速お告げの通り、霊水につかってみると、病が癒えたということです。この神霊に感謝の意を表するために植えたのがこのクロマツと伝えられています。 近くにある生地温泉が、このとき謙信がつかったとされる霊泉ということです。 本当に神霊が宿っていそうな、端正な姿をしたマツでした。
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