GLAY!!

 

 

GLAYの歌が好き。美しい日本語が所々に散りばめられているから。
あの言葉たちを紡ぎだすTAKUROの才能はすごいと思う。
TERUのくぐもった声も素敵だ。
JIROの笑顔とHISASHIのミステリアスな雰囲気が好き。

彼らは、宙に舞うが如きラブソングは歌わない。そこがいい。
多分彼らが地に足をつけて、地道に歌い続けているからなんだろう。

 

★pure soul★

好きな歌はたくさんあるが、GLAYの歌の中で、この歌が一番好きだ。
この曲が収録されている同タイトルのアルバム「pure soul」を初めて聞いた時、家族や身近な人々に対する愛情を感じて、なんて優しいアルバムなんだろう、と思った。
もちろん、このアルバムの中には、”ビリビリクラッシュメン”や”誘惑”みたいなビートのきいた曲があるにはあるが、全体として、流れるイメージは優しさに満ちている。
特に感じたのは、自分の親、特に母親に対する感謝や思いやりといった気持ち。

たとえば、”I’m in Love”の一節・・・

古びたアルバム広げた僕は
若かったころの両親(ふたり)とそう年も変わらない
昭和という時代に僕らを抱えて走った
そんな貴女(あなた)の生きがいが染みて泣きたくなる

あとで、TAKUROが母子家庭で育った、ということを知って、その優しさの理由が理解できた気がした。
直接、「ありがとう」ということばが使われているわけではない。でも、そこに現れた気持ちは、感謝の気持ち以外ないんだろうな。

”pure soul”の中で、「親」という漢字を使って「あなた」と読ませているあたり、なかなか心憎い。

”pure soul”より

共に生きる家族、恋人よ
僕はうまく愛せているだろうか
よくできた解答の果てに
悩み抜く世の中はなぜ?
平凡で手アカのついた言葉でも愛してると伝えて欲しい

 


★ヘビゲ・ツアー★

アルバム「HEAVY GAUGE」を引っ提げて、2000年4月から行なわれた全国ツアー。
1999年夏「20万人ライブ」でおなじみの「GLAY EXPO ’99」を終えてどんな方向に進んでいくのだろうと期待を膨らませてのライブツアーだった。

5月、金沢でのライブで、初GLAYを体験した。
暗いステージから、”HEAVY GAUGE”のイントロと共に浮かび上がったメンバーのシルエットを見た時、鳥肌がたった。

アルバム「HEAVY GAUGE」をリリースした時、自分たちの向かう先を手さぐりしている状態、ということを言っていた彼ら。そして、ツアー中盤で、その状態から脱した、ということも言っていた。
ツアーの終盤に行なわれた、さいたまスーパーアリーナでのライブの模様をCSで見たが、確かに数カ月前に見た彼らと違っていたように思う。どこが、といわれても、答えに屈するのだが、少なくとも「HEAVY GAUGE」の閉塞感からは脱していたように思う。ライブの始まりの曲は”HEAVY GUAGE”だったが、なんだかあの曲が妙に浮いているようだった。もう、あの曲は歌わないかも。

 


★GLOVAL COMMUNICATION★

2001年4月。シングル”GLOVAL COMMUNICATION”リリース。
アップ・テンポの爽快な楽曲だ。
シングル”MERMAID”のC/Wで、「古いGLAYを爆破!」した彼ら。
今夏、東京、北海道、福岡の3会場で、盛大なライブが行なわれる。東京2DAYS、北海道では、GLAY EXPO館が登場するらしい。そして、福岡では、オールナイト・ライブになるとか。

新星GLAYに会えるのが、今から待ち遠しい。 (2001年6月記)



<<GLAY TOP>>

inserted by FC2 system